クッシング症候群

10年前、我が家のロシアンブルー、キルア(雄)が病気で苦しんでいました。クッシング症候群と糖尿病を併発し、日ごとに弱っていきました。皮膚は薄く傷つきやすくなり、毛がどんどん抜けてしまいました。その姿を見るのは本当に辛く、何とかしてあげたいと思っていました。

獣医さんから「大学病院で実験段階の薬(ケトコナゾール)だが、試してみるか?副作用を利用して効果があるかも?」との打診がありました。すでに病状が進行し、他に打つ手がなかったため、試してみることにしました。すると、徐々に皮膚が回復し、驚いたことにキルアの毛が再び生え始めました。直接毛が生える薬ではないのですが、真菌感染を治療することで、皮膚が本来の健康な状態に戻り、毛が再生したようです。

看護師さんも『再生してる!』と驚き。

この出来事を通じて、「何でも試してみるもんだな~」と感心しました。でも,これは猫だからできることなんですよね。ちょっと考えてしまいました。

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