猫の腎臓病治療に期待の新薬―「AIM」活用で実用化へ前進

猫に多く見られる腎臓病。その治療に革命をもたらす可能性のある新薬が開発されました。この薬は、猫の体内で機能しないタンパク質「AIM」を補充し、老廃物の排出を促すことで腎機能の低下を防ぐという画期的なアプローチを取っています。

開発を主導しているのは一般社団法人「AIM医学研究所」の宮﨑徹所長で、2025年4月より臨床試験を開始する予定です。順調に進めば2027年(令和9年)春頃には実用化される見込みで、高額な医療費を避け、多くの人が手軽に利用できる薬として提供されることを目指しています。

実用化が実現すれば、猫の腎臓病治療は対症療法から根本的な治療へと大きく前進し、多くの猫と飼い主の負担を軽減できるでしょう。ただし、実際の効果には個体差が予想されるため、今後の臨床試験の結果に注目が集まっています。

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産経新聞(2025年3月22日付

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