「米国株の時代は終わった!ドイツやインド、バングラデシュに急いで逃げろ!」なんて意見、最近よく聞きますよね。でも、ちょっと待ってください!本当にそんなに慌てる必要があるのでしょうか?
まず、確かに今年に入ってからS&P500指数は米国外市場より成績が悪いです。でも、それは昨年末に大きく上昇した後の調整に過ぎず、米国株が突然ダメになったわけではありません。
たしかに7月には相互関税の問題が再び浮上し、不安な要素があります。でも、だからといって全ての米国企業が大打撃を受けるわけじゃありません。特にAI、半導体、ヘルスケアといったイノベーション分野は依然として米国が圧倒的に強いのです。
それに、ドル安って実は米国企業にとってプラスの面もあるんです。海外で稼いだお金をドルに戻すとき、より多くのお金になりますからね。むしろ海外売上比率の高い企業にとっては追い風だったりするんです。
とはいえ、油断は禁物!
米国株が完全に安全かというと、そんなこともありません。バリュエーション(株価水準)は高めで、政治的なイベント(債務上限問題など)が今夏の波乱要因になることは間違いないでしょう。
だからこそ、100%米国に固執するのは危険です。でも、完全に手放すのもまた勿体ない!
これがベストな投資配分だ!
私がおすすめするのはこんな感じの投資戦略:
• 米国株(S&P500+ナスダック100):40%
• やっぱり米国のテクノロジーとイノベーションは外せません。
• 米国バリュー株(割安&配当株):10%
• 関税問題に強く、安定感抜群。
• 海外株(欧州・新興国ETF):30%
• ドル安に備え、米国外の成長も狙いましょう。
• インド・メキシコなどの新興国ピュアETF:10%
• 今、世界のマネーが流れ込んでいる国に乗るのもアリ!
• 安全資産(現金&短期国債):10%
• 夏の波乱にも対応できるキャッシュを手元にキープ。
これなら米国株の強さを享受しつつ、海外分散とリスク管理もバッチリ!極端な意見に惑わされず、冷静かつスマートに投資しましょう。
「合理的に考えましょうよ!」というのが私の意見。極端な投資戦略はリスクを高めるだけ。適度なバランスが結局一番強いのです!