院内には「規程」「マニュアル」「チェックリスト」がたくさんありますが、現場から見ると、
- どのファイルのどこを見ればいいか分かりにくい
- 版が増えて、どれが最新か迷う
金融機関でも同じように、規程・マニュアル・稟議書が増え続ける中で、
- 現場は「結局どの文書を見ればいいのか」迷いやすい
- 事故やトラブルのあとに「どの規程を根拠に動いたか」を説明するのが大変
こうした状況に対して、正本カードは、関連する情報を
- 目的・対象
- いつ/誰が/どこで/何をするか
- 「やること」「やってはいけないこと」
- 根拠マニュアル・規程へのリンク
といった項目に整理し、「現場がまず見る1枚」と「監査で根拠を示す1枚」を同じシートにまとめる考え方です。
医療安全に関わる方も、金融機関のリスク・コンプライアンス・規程整備に関わる方も、そのまま流用できる汎用フォーマットになっています。
医療と金融、どちらの現場でも使える正本カードのフォーマットと書き方のポイントを、1枚のPDFにまとめました。